STEP-VANとは何なのか?
その名前だけで親しみを感じる方も多いと思います。バンタイプの車両に、ONE STEPで乗り降りできる利便性を表したネーミングとしてステップバンと称され、アメリカでは認知されています。
さらに利便性を生かして、生活に欠かせない郵便や宅急便など配送用への作業省力化を図るため、運転席から荷室へのアクセスを車から降りること無く自由に行き来ができ、立ったままでも荷室で作業ができる構造で作られた。外観も全高が高く、シンプルなBOXタイプになっている。運転席や助手席ドアは、外側に開くタイプではなくスライド扉となっており車を停車した際、乗り降りや作業効率の妨げにならないよう壁、標識、電柱、街路樹などとの干渉を防ぐために統計されています。また高い頻度で開閉されることから、歩行者や他車との接触事故を防ぐ目的のほか、路肩やガードレール際といった狭い場所での乗降に都合の良いよう統計されている。
アメリカの物流を今尚支え続けているSTEP-VANはUPS、AMAZON、Fedex などの大手配送車両としてだけでなく金融機関の現金輸送車、SWAT 部隊の人員輸送車などの国防用途でも使用されるほかフードトラック、アパレルショップ、バーバー、ネイルサロン、パーソナルトレーニングジムなどアイデアが付きないほど幅広い用途で使用されるビジネストラック。
なぜSTEP-VANを勧めるのか?
日本国内でもアメリカSTEP-VANの要素を取入れた車両を目にする。TOYOTA車のクイックデリバリーがそうだ。日本の道幅や道路状況を考えオリジナルの日本型としてアメリカサイズではなく日本用に小型化モデルで製造された主要都市部で小回りを重視した車両が必要な時代背景があった。
時代は「令和」となり、アフターコロナ、ウィズコロナの社会構造が定着しつつあり、都市部を避けた空間での生活も生まれ、これからの用途として日本型ではなくアメリカ型のSTEP-VANに注目した。
商業的に「移動販売」と聞くと飲食店営業のキッチンカーのイメージが強いが、STEP-VANの荷室はシンプルな構造の為、アパレルショップ、トレーニングジム、美容室、エステなど多様な業種で施工や運営がしやすい。そんな空間を創出するSTEP-VANが、ニーズを求めている場所へ店舗ごと移動していく新時代のビジネスモデルに当てはまるに間違いないと確信している。
全面アルミボディなため軽量でサビや経年劣化にも強い。更に、走るだけで見た人にインパクトを与える。希少な大型トラックに街頭で足を止め子供達は手を降ってくれる。その瞬間は非日常館感と異国体験を感じることができるエンターテイメント車両でもある。人の目を集める車両ボディに広告やSNS 情報を乗せるだけでも効果が見込まれ、いわば走る広告塔にもなる